日本キリスト教団(日本基督教団) 芦屋西教会 公式サイト。兵庫県芦屋市のプロテスタント教会。

伝道のしおりNO.22「こんなことも、あるものだ!」

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伝道のしおりNO.22「こんなことも、あるものだ!」
山田 謙牧師からのメッセージ「こんなことも。あるものだ!」

私は、家庭菜園で野菜を作るのが趣味です。今日も、菜園で黒い土を掘り起こします。ニンジン、キュウリ、トウモロコシ、たくさんの野菜を実らせてくれた土に感謝!さあ、これから大根の種をまいて育てます。種をまく前に、やるべきことはやったつもりです。

その時、ふと見ると、掘り起こした土の中でミミズ君がなが~い体をうねうねとくねらせています。「そうか!君がいたんだね!」心の中で思わずうれしい驚きの声。ミミズが生きている畑だとは、なんと恵まれていることでしょう!土の中で人知れず畑を耕してくれているのです。なんと心強いことでしょう!
ミミズ君のことなど気にすることなく、自分一人で野菜を育てているんだと思っていたことに気づかされました。
                                                         

「わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、成長させてくださったのは神です。ですから、大切なのは、植える者でも水を注ぐ者でもなく、成長させてくださる神です。」(コリントの信徒への手紙 Ⅰ 3:6―7)

 私たちは独りではありません。神様が共いてくださり、私たちの日ごとの心と働きを支え励ましてくださっています。大切に育てたトウモロコシの実を、カラスが知らない間に食べてしまいました。「やられた!」と腹を立てながら、イエス様の言葉を思い出しました。

「烏(カラス)のことを考えてみなさい。種も蒔かず、刈り入れもせず、納屋も倉も持たない。だが、神は烏を養ってくださる。」(ルカ12:24)
神様が烏を養っておられるのなら、「こういうこともあるものだ」と思えてきました。気を取り直して、また種をまきます。

神様が共にいてくださり、私たちの心は優しく平和に耕されていくようです。

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神様が共にいてくださり、私たちの心は優しく平和に耕されていくようです。